今季一番の寒さ 平年より2週間以上早く山形市で初霜と初氷を観測 鳥海山と月山では初冠雪
21日の山形県内は各地で今シーズン一番の寒さとなり、山形市で平年より2週間以上早く初霜と初氷を観測しました。また、鳥海山や月山で初冠雪も観測されています。
21日午前6時ごろの酒田市の中の口橋から見た鳥海山の様子です。朝日を浴びた鳥海山の山頂付近が所々に積もった雪で白くなっているのが確認できます。
午前8時ごろ、酒田市の職員が山頂付近が雪で覆われているのを目視で確認し、初冠雪を発表しました。初冠雪は平年より10日遅く去年より13日遅い観測です。
山形地方気象台によりますと、21日の県内は地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で各地で冷え込みました。朝の最低気温は西川町大井沢で氷点下0.7℃、大蔵村肘折で氷点下0.4℃、山形で3.3℃、酒田で5.6℃などとなっていて、県内22の観測地点全てで今季最低を記録しました。
また、気象台は21日、月山で初冠雪を観測したと発表しました。平年より1日遅く、去年より1日早い観測です。山形市では初霜と初氷が観測されました。初霜・初氷ともに平年に比べ2週間以上早く、去年に比べ3週間余り早くなっています。