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7月の大雨で排水機が停止した最上川の竹田排水機場、内水氾濫防ぐため国交省がポンプ車稼働し排水作業

2024年9月22日 12:33
7月の大雨で排水機が停止した最上川の竹田排水機場、内水氾濫防ぐため国交省がポンプ車稼働し排水作業

一方、7月の豪雨で排水機能が失われた、酒田市・最上川の竹田排水機場の周辺は田んぼや畑が水没しています。内水氾濫を防ぐため国交省のポンプ車が21日から作業を続けています。

国土交通省酒田河川国道事務所によりますと、酒田市の竹田地区では、最上川の水位が上昇し21日午後、支流の水門を閉鎖しました。一方、支流の水を排水する竹田排水機場は7月の大雨で浸水し、現在も使用できない状態が続いています。このため、事前に配備された排水ポンプ車6台が、21日午後4時過ぎから順次稼働していますが、一部の田んぼや畑は水没しています。

近くの住民は「(21日と比べてどうですか?)増えていますね。明らかに。22日の夜から荷物はまとめていつでも避難できるようにしていた。また(浸水に)なったら、一からやり直しだし難しいですよね」

酒田河川国道事務所によりますと、22日午前10時現在、最上川やその支流も水位が高いままで、排水作業終了の目途は立っていないということです。

最終更新日:2024年9月22日 12:33