今年の味や食感は上々 東根市でリンゴ「ふじ」の出来栄え競うコンテスト
リンゴの主力品種「ふじ」の出来栄えを競うコンテストが9日、山形県東根市で開かれました。
このコンテストはリンゴおくて品種主力の「ふじ」の高品質な生産を目指そうと「果樹王国ひがしね観光物産推進協議会」と「東根市果樹研究連合会」が毎年開いているもので、40年以上の歴史があります。
市内の生産者が丹精込めて育てた1箱16玉の「無袋ふじ」37点が出品されました。県やJAなどの審査員5人が糖度や色付き、玉の大きさなど8項目を審査しました。JAさくらんぼひがしねの担当者によりますと、ことしは夏から高温が続いた影響で生育が平年より10日ほど遅くなっていますが、味や食感は上々ということです。
東根市果樹研究連合会岡崎広良会長「これから蜜が入り、より一層おいしいリンゴになる。消費者においしいリンゴをお届けできると思う」
審査の結果、東根市若木の今野達也さんが育てたリンゴが最優秀の県知事賞に輝きました。出品されたリンゴは10日、「イオン東根店」で展示され、11日午前10時から最優秀賞など7点を除く30点が即売されます。