日本酒・ワイン・菓子…山形県産品を台湾に売り込みへ 現地でバイヤーとの商談会
台湾市場の開拓を目指し、現地のバイヤーに山形県産品を売り込もうと12日、台湾の台北市で商談会が開かれました。
山形県内を訪れる外国人の半数以上を占める台湾。台北市で開かれた商談会は、山形銀行と県国際経済振興機構が台湾の中国信託商業銀行の協力を得て開催しました。
ことしは、山形県内の食品や酒造会社11社が参加。台湾のバイヤーと74件の商談を行い、県産の日本酒やワインのほか、お菓子、調味料などをPRしました。この商談会をきっかけに海外進出を加速させている県内企業もあり、会場では熱のこもった商談が続けられていました。
山形銀行 五百川満常務「山形県台湾商談会7回目を迎えることができた。2015年に始まり足掛け10年、新たなことが企画できるよう、地域開発に今後とも努めていきたい」
また、商談会に先立ち、山形銀行の関係者らが現地の大手金融機関・中国信託商業銀行を訪問し、双方の経済状況や課題について意見交換を行いました。