16年ぶりの選挙戦に 山形県寒河江市の市長選挙告示 新人3人による戦いの公算大
任期満了に伴う山形県寒河江市の市長選挙が15日、告示されました。これまでに新人3人が立候補し、16年ぶりの選挙戦となっています。
寒河江市長選挙に立候補したのは、いずれも無所属の新人で、届け出順に元農林水産省職員の大泉勝利さん(68)、前の寒河江市副市長・斎藤真朗さん(58)、元寒河江市議会議長の国井輝明さん(49)の3人です。
大泉勝利候補(68)「仕事を作ります。仕事を増やします。そのなかで豊かな生活にぎわいを取り戻したい。災害が大規模化しています。予測もつかなくなっています。予測を超えています。そのための備えをする必要があります」
斎藤真朗候補(58)「寒河江市立病院と県立河北病院の統合による新病院の設立については、西村山全体からアクセスの良い場所に、寒河江市内に新病院を建てる」
国井輝明候補(49)「民間の感覚を持ったワンストップですぐ相談できる、皆さんが活動しやすくなるような寒河江市役所を実現します。そのために国と県との連携強化が必要になってくる。中央から寒河江に人材を引っ張ってきて副市長にあてさせていただきます」
立候補の受け付けは15日午後5時まで行われますが、現時点で3人のほかに出馬の動きはなく、新人同士の三つ巴の戦いとなる公算が大きくなっています。
2008年以来16年ぶりの選挙戦となった寒河江市長選挙は、今月22日に投開票が行われます。
寒河江市の今月14日現在の有権者数は3万3221人となっています。