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10年にわたり部下の職員に威圧的な態度 ハラスメント行為で山形大学准教授が停職1か月

2025年3月3日 18:42
10年にわたり部下の職員に威圧的な態度 ハラスメント行為で山形大学准教授が停職1か月

およそ10年にわたって部下の職員に威圧的な態度を取るなどのハラスメント行為をしたとして山形大学は山形市の飯田キャンパスに勤務する准教授を停職1か月の懲戒処分としました。

3月1日付で停職1か月の懲戒処分を受けたのは、山形市の山形大学飯田キャンパスに勤務する准教授です。
大学によりますと、准教授は2015年ごろから、部下にあたる複数の職員に対し威圧的な態度を取ったり侮辱するような発言をしたりしたということです。また、教え子にあたる大学院生に対しても指導放棄や不適切な発言があったということです。
去年3月、被害者から大学に対して報告があり、これらのパワーハラスメントやアカデミックハラスメントが明らかになりました。准教授は大学の聞き取りに対し事実関係を認めていて反省しているということです。
今回の行為の発覚を受け、山形大学の玉手英利学長は「全学をあげてハラスメントの防止に取り組み、 信頼の回復に努めていく」とコメントしています。

最終更新日:2025年3月3日 20:15