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断水の影響で臨時休業していた天元台高原スキー場 施設利用制限しながら営業再開

2025年3月3日 18:47
断水の影響で臨時休業していた天元台高原スキー場 施設利用制限しながら営業再開

断水の影響で、臨時休業を余儀なくされていた米沢市の天元台高原スキー場は1日、施設の利用を制限するなどし営業を再開しました。一方で、水が出ない状況は今も続いています。

5日ぶりの営業再開となった米沢市の天元台高原スキー場には待ちわびたスキーヤーたちの姿がありました。

「最高です!」
群馬から(このゲレンデの魅力は)パウダースノーですね。きょうはまだお客さんも少ないので、きれいなゲレンデを楽しみたい」

天元台高原スキー場では、大雪によって水道管が壊れるなどしたとみられ2月23日から各施設で断水が発生しています。大雪のため、現在も原因などは分かっておらず、復旧の目途は立っていませんが、トイレの水など生活用水をふもとから運び込んで確保した上で営業を再開しました。

この日は、およそ200人のロープウエーの利用があったということです。

天元台・山田長一社長「大変ご迷惑をお掛けしながらもきょう営業再開できたことに自分としても達成感を感じている」

スキー場では当面の間、宿泊の受け入れや飲食の提供はせず、スキー場内にある宿泊などができる施設「アルブ天元台」は休憩所として開放し、トイレの利用が可能です。レストラン白樺は休憩場所としてのみの利用としました。

また、営業日は金曜・土曜・日曜・月曜に限定する予定で、休業日は、断水の原因調査や生活用水の確保などにあてます。

茨城から「毎週末来ている。ことし特に雪が多く原因究明は大変だと思うが早く水道が復旧してくれればお客さんみんな喜ぶと思う」
天元台・山田長一社長「お客様の応援を胸に諦めずに早急に正常営業できるようにみんなで取り組んでいきたい」

天元台高原スキー場は現在、飲食の提供はないため来場する際は、飲み物や食べ物を持参してほしいと話しています。

現時点で決まっている営業日は3月7日から10日で、リフトとロープウェイの営業終了時間を通常より30分前倒しするということです。

最終更新日:2025年3月3日 19:44
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