「寄り添う心を大切にできる看護師に」 米沢市の看護専門学校で卒業式 男女28人が決意
米沢市の三友堂看護専門学校で4日、卒業式が行われ、男女28人の卒業生たちが決意を胸に学び舎を旅立ちました。
式では、卒業生一人一人に卒業証書が手渡された後、仁科盛之学校長が「在学中はコロナ禍で厳しい学生生活を経験した。常に患者の立場に身を置き何が重要か判断できる看護師になってほしい」と話しました。
卒業生を代表して佐藤萌さんが、学校生活を振り返りながら、今後の決意を述べました。
卒業生代表・佐藤萌さん「看護師を志し日々勉学に励んだ3年間は看護師になるための覚悟を持ち看護に向き合うための大切な時間だったと感じている。患者様との出会いを通して養われた寄り添う心を大切にできる看護師になりたいと思う」
「この3年間は長かったようで短かった。病気だけじゃなく患者の心に寄り添えるような看護師になりたい」
「自分が小さい頃に入院したことがあってその時にメンタル面のケアを看護師にしてもらった。自分もメインは技術の方だができるだけ患者と話す時間を持ち患者の気持ちや心に寄り添う看護を提供したい」
卒業した28人は、3月24日の国家試験の合格発表を待ち、春からは、卒業生の多くが県内外の病院に勤務する予定です。