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「冬場に運動量落ちるのが一因」 山形県内の肥満傾向の子どもの割合 全国平均上回る

2023年11月28日 18:04
「冬場に運動量落ちるのが一因」 山形県内の肥満傾向の子どもの割合 全国平均上回る
資料

子どもの発育状況についての山形県の調査で、県内では肥満傾向の子どもの割合が男女ともにほぼすべての年齢で全国平均を上回ることが分かりました。県は「冬場に運動量が落ちるのが一因」と分析しています。

県が昨年度、5歳から17歳までを対象に実施した学校保健統計調査で、県内の子どもの平均体重は男女ともに全ての年齢で全国平均を上回りました。特に女子の11歳と14歳、16歳と17歳の平均体重はいずれも全国で2番目。男子の7歳と9歳、13歳と14歳はいずれも全国で3番目に高い数字となっています。
また、平均身長は男子が5歳と6歳を除く各年齢、女子が15歳を除く各年齢で全国平均を上回っています。
肥満傾向の子どもの割合は、男子はすべての年齢で全国平均よりも多くなっています。女子は9歳を除く各年齢で全国平均を上回っています。肥満傾向の子どもが多い理由について県は「雪の影響で冬の運動量が落ちることが一因として考えられる」としています。