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鶴岡工業高等専門学校で火事 教職員用の研究室から出火 男性教員がけが 授業一時中断

2024年11月6日 17:43
鶴岡工業高等専門学校で火事 教職員用の研究室から出火 男性教員がけが 授業一時中断

鶴岡市の鶴岡工業高等専門学校で6日、教職員用の研究室から出火しました。火はまもなく消し止められましたが、40代の男性教員がけがをして病院に搬送され治療を受けました。

警察などによりますと、午前9時10分ごろ、鶴岡市井岡の鶴岡工業高等専門学校で、学校の職員から「煙と炎が見える」と消防に通報がありました。火が出たのは教職員用の研究室で、近くにいた複数の教職員が消火器を使って初期消火にあたり、通報からおよそ15分後に消し止められました。この火事で、40代の男性教員がけがをして病院に搬送されました。けがの程度はわかっていませんが、男性は治療を受けたということです。
この火事の影響で、当時、学校では授業が一時中断され、学生全員がグラウンドに避難しました。消火後、安全を確認した上で授業を再開したということです。出火したのは生物の体の骨格や筋肉の動きなどを研究する「生体力学」の教職員用の研究室で、室内には実験で使う機材などもあったということです。また、火事があった研究室が入る建物には教職員用の研究室が複数あるのみで学生が授業で使う教室はありませんでした。警察と消防は火事が起きた原因を詳しく調べています。

最終更新日:2024年11月6日 22:00