山形県内の地域おこし協力隊員が交流会 担当以外の地域の取り組みを学び今後に生かす
山形県内の地域おこし協力隊員が、担当以外の地域を学びながら隊員同士の連携を図る交流会が朝日町で開かれました。
この交流会はことし2月から開かれていて、朝日町を会場とした今回は、小国町や西川町など7つの市と町の隊員と学生合わせて18人が参加しました。参加者は全員20代で、若い隊員同士の交流や協力を通して、将来、各地域に定住するきっかけになればと長井市などの有志のメンバーが企画しました。
長井市地域おこし協力隊千葉拓哉さん「そもそも『隣の町のことを知らない。隣の町の協力隊員と交流したことがない』がスタートだった。社会人経験がある人とない人がいるので社会人経験がある人からない人に『こういうスキルがある』ということを共有できる場所になれば」
参加者は、空気神社や朝日町ワイン城など町内の主要な観光施設を訪れ、交流人口拡大に向けた取り組みなどについて、理解を深めました。一行はこの後、座談会で互いの活動を報告し合いました。
朝日町地域おこし協力隊工藤大輔さん「地域おこし協力隊って3年後の未来が不安。みんなで仲良くなって不安の解消の種になれば。きっかけになれば。いろんな活動をきいて自分の参考になれば」
学生「朝日町に対する愛があると伝わってきた。愛着、親近感がわいた。今後イベントがあったら参加したいし友だちも誘いたい」
次回の交流会は今年11月に開かれる予定です。