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猛暑の影響で収穫量減少も香りの強いソバが 大石田町で28日から「新そばまつり」

2023年10月26日 17:01
猛暑の影響で収穫量減少も香りの強いソバが 大石田町で28日から「新そばまつり」

10月28日から山形県大石田町で開催される「新そばまつり」を前に26日、関係者がことしのソバの出来を確認しました。夏の猛暑の影響で収穫量は減少したものの、香りが強いソバが出来たということです。

試食会には大石田町内のソバ生産者やそば店の店主らが参加しました。試食するのは町内でのみ栽培されている「来迎寺在来」と呼ばれる品種のソバでその香りの強さが特徴です。
ことしは夏の猛暑の影響でミツバチによる受粉が進まず、収穫量は例年より3割から4割ほど落ち込みましたが、その味は…。

「つゆをつけないでまずは…」(いかがですか?)「おいしいな。新そばの香り、抜群だ」

在来品種特有の香りの強いソバに仕上がったということです。

「暑すぎてあまりソバには向かない天気だったが大変いい出来だと思います」

大石田町の新そばまつりは28日から2日間、町内の桂桜会館で開催され、新そばは2日間ともそれぞれ700人に限定販売されます。前売り券はすでに完売する人気ぶりで、あとは当日券がわずかに販売されるのみだということです。