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酒田市で市営住宅の無償提供開始 豪雨で被災した市民対象 50戸を用意

2024年8月6日 17:26
酒田市で市営住宅の無償提供開始 豪雨で被災した市民対象 50戸を用意

酒田市は6日、自宅が全壊するなど豪雨で被災した市民を対象に、市営住宅の無償提供を開始しました。

酒田市は豪雨により住宅が全壊、または半壊し、避難所で生活している市民を対象に市営住宅の無償提供を始めました。市は市営住宅50戸を確保し、水道光熱費などを除く家賃や敷金の費用を最長で2年間、無償とします。6日は、申し込みのあった33世帯への手続きが行われました。大きな被害を受けた大沢・松山地区などで、入居希望者が多くなった一方、近くで用意できた市営住宅は数件に留まり、抽選で入居者を決定しました。

抽選に外れた人「松山地区に住んでいるが酒田市街地まで行ったり来たりするのはちょっと大変。この次に応募しようと思う」

市営住宅への入居が決まったのは用意された50戸のうち26戸でした。建物の場所が自宅から遠い、階段の上り降りが不自由など被災者と住宅とのミスマッチがあったとみられています。市では8月中にも物件の数を増やして、再び入居希望者を募ることにしています。