×

「みどりの学び 蔵王樹氷再生プロジェクト」子どもたちがアオモリトドマツの稚樹移植

2023年9月30日 18:02
「みどりの学び 蔵王樹氷再生プロジェクト」子どもたちがアオモリトドマツの稚樹移植

山形新聞・山形放送のことしの8大事業の1つ、「みどりの学び蔵王樹氷再生プロジェクト」は30日、秋の教室が開かれました。

蔵王の樹氷を形作る「アオモリトドマツ」が枯れている現状を学び、再生につなげようという取り組みは夏の教室に続いて、ことし2回目です。山形市や寒河江市などから小・中学生と保護者約20人が参加。初めに標高1300メートル付近に自生するアオモリトドマツの幼い木、「稚樹」を探し、スコップで掘って採取しました。その後、標高1600メートル以上のエリアに移動し、移植していきました。

子ども「植えたりするところが楽しかった。(蔵王には)冬に車でスキーに来ている」「(枯れた木を見て)悲しい気持ちになった。夏も枯れた木じゃなくて青々とした木が立ち並ぶ蔵王になってほしい」

子どもたちは、時折、大人の手を借りながら懸命に土を掘り起こし、アオモリトドマツの稚樹を植え付けていました。