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大雪峠越え 酒田市でアサツキの収穫最盛期 ここ数日の寒波で例年並みの品質に

2024年1月26日 17:34
大雪峠越え 酒田市でアサツキの収穫最盛期 ここ数日の寒波で例年並みの品質に

ここ数日、山形県内は寒波に見舞われましたが、酒田市でいま、特産の冬の味覚・アサツキの収穫が最盛期を迎えています。

「アサツキ」はシャキシャキとした食感と独特の甘みが特徴の在来作物です。酒田市十里塚の高橋照さんの16アールの畑では、12月上旬から収穫が始まり、いま最盛期です。
26日の日中の酒田市の最低気温は0・9度と平年より2度近く高くなりました。県内の大雪は峠を越えましたが、この時間も時折、雪交じりの冷たい風が吹き付けるなかでの収穫作業です。

高橋照さん「夏の猛暑で生育があまりよくなかったがここにきて太り始めてきた。品質は例年並み」

去年夏の高温が続いたことや暖冬傾向で冬の積雪も少ないことから茎が太く育たないことが心配されましたが、ここ数日の寒波もあって例年並みの品質に回復してきたということです。

髙橋照さん「酢みそ和えが定番。一番簡単なのはしゃぶしゃぶ。ごまポン酢で食べるといい」

収穫したアサツキは電熱線を敷いたハウスの中に1週間ほど置き、12センチから20センチほどに成長させてから東京や仙台の市場に出荷されます。収穫作業は、3月いっぱい続く見込みです。