振り込み処理の締め切り忘れる 山形県内で高額療養費の8760万円余り支給遅れ
山形県内の75歳以上の一部に15日支給される予定だった高額療養費あわせて8700万円余りが、事務処理のミスで支給が16日に遅れると、制度を運営する広域連合が発表しました。
高額療養費の支給が遅れたのは、15日に県内で振り込みが予定されていた1万9410件、合わせておよそ8760万円です。
後期高齢者医療制度では75歳以上の人が一か月間に支払った一部の医療費の合計が限度額を超えた場合、超えた分が高額療養費として支給されます。
寒河江市にある県後期高齢者医療広域連合によりますと、1月に支給される高額療養費は15日が振り込み日でしたが、事務処理の遅れにより、16日振り込まれるということです。原因は会計担当職員が振り込み処理の締め切り時間を忘れたためとしています。広域連合は、支給事務などの処理スケジュールを事務局内で共有するなど、再発防止に努めるとしています。