大学入学共通テストが13日から2日間の日程で始まります。本番を前に受験生を激励するいわゆる「出陣式」が山形県内各地の高校で行われました。

目指すは大学合格。
山形市の県立山形南高校では推薦入学が決まっている生徒を含めて3年生235人が出陣式に参加、ほぼ全員がテストに臨みます。大沼晋校長があいさつで、「普段通り落ち着いて受験してほしい」と激励した後、学年主任の教諭が人気テレビ番組「笑点」をモチーフにした大喜利を披露し、生徒たちの緊張をほぐしました。

「（司会役の先生）最初に私が『先生、明日の試験不安で仕方ないんです』と言いますので、それに続けてください」
「（司会役の先生）『明日の試験不安で仕方がないんです』
（大喜利する先生）大丈夫。あんたたち南高生でしょ！「南高（難攻）不落」と言います。あなたたちは落ちません！あした頑張ってきてください」

山形南高校の生徒「さっきまで緊張していたが、先生方などの応援や言葉を聞き勇気づけられた。明日もできそうな気がした」

「緊張はしているが後はやるだけなので、割り切って明日の共通テストに臨みたい」

「今回ひげを伸ばして邪気をためたので、験担ぎでひげをそって明日に臨みたい」

一方、県立新庄北高校では年生が参加して激励会が開かれました。
はじめに、石山宣浩校長が激励の言葉を送ります。

県立新庄北高校石山宣浩校長「何があっても落ち着いていつも通りが一番です。みんなの健闘を心から期待しています」

その後、受験生の代表が決意の言葉を述べました。

山上心さん「自分がどういう大学生活を送っているかとか自己採点で喜んでいる姿を思い浮かべるのも大事ですがまずは目の前の一問一問に向かって集中して頑張りましょう」

続いて、担任の先生たちが制作したテレビコマーシャル風の動画を披露です。

動画「きょうは共通テスト直前のと～ってもお得な情報ですよ。 今まで模試の合格判定でC・D・Eだったみなさんの成績が共通テスト本番では全員A判定のご提供です」 「すご～い高い高い！」

「いろんな人に力をもらって明日本当に頑張ろうという気持ちで 今までのものを全部出し切って頑張ろうと思う
「今回は一番の笑いと応援をいただいたので明日からの共通テストを頑張ろうとさらに思った」

受験生は、先生たちからの熱い激励を受けて決意を新たにしてるようでした。