「ラーメン県そば王国」PRに向け 山形県内各地のラーメン・そば味わえるイベント開催へ
山形県が商標登録の申請をしている「ラーメン県そば王国」のキャッチフレーズを広くPRしようと、今年度、山形県内各地のラーメンやそばを味わえるイベントを開くことが決まりました。
県内では山形市が1世帯当たりの2022年のラーメン消費額で日本一に返り咲いたほか、2023年は「日本ご当地ラーメン総選挙」で酒田ラーメンが1位に輝きました。また、県内は各地にそば店が集まる「そば街道」があり、そば処としても有名です。
県はことし10月、県内のラーメンとそばの知名度アップを目指し「ラーメン県そば王国」というキャッチフレーズを商標登録申請しました。
このキャッチフレーズを県内外に広くPRしようと県は、県内各地のラーメン店やそば店が一堂に会するイベントを年度内に開催する方針を決めました。会場は山形市のJR山形駅西口の広場を予定しています。
山形県観光文化スポーツ部・大泉定幸部長「県としては市町村や飲食店など多くの県民から、ラーメン県そば王国の取り組みについて参加・協力してもらうことで、全県的な機運を醸成するとともに消費拡大と観光誘客による地域活性化に結び付けていく」。
県はこのほかYouTubeで、県内各地の特色あるラーメンやそばを紹介する取り組みなども検討しているということです。