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全国に挑む「チアダンスクラブShooting★Stars」チーム全員で楽しんで成果を披露

2023年11月24日 18:40
全国に挑む「チアダンスクラブShooting★Stars」チーム全員で楽しんで成果を披露

YBCスポーツ、特集は山形県鶴岡市で活動する小中学生のチアダンスクラブにスポットを当てます。25日から東京で開かれるチアダンスの全国大会に挑むチームの華麗で力強いダンスの数々を紹介します。

鶴岡市で活動する「チアダンスクラブShooting★Stars」。現在、市内外の未就学児から中学2年生までの子どもたちが所属していて、チアダンスを練習しています。

チアダンスはチアリーディングから派生した「表現スポーツ」です。3人以上でチームを組み、音楽に合わせてダンスや表情で演技をします。

近年、競技人口は増え続けていて、毎年、全国大会が開かれています。

10月に行われた東北予選には「シューティングスターズ」から学年ごとに部門に3チームが出場。それぞれ順調に東北予選を通過し、全国大会に駒を進めました。

クラブ代表の横田憂子さんはチームのメンバーには何よりも「楽しむこと」を第一にダンスを教えています。

チアダンスクラブShooting★Stars・横田 憂子代表
「チームのモットーはエンジョイチアです。子どもたち1人1人が仲間と全身でチアを楽しみ、観てくれた人もみんな笑顔にできるようなチーム作りを心掛けている」

メンバーのチアダンス経験年数はそれぞれ異なり、今回、初めて全国大会に出場する選手もいます。

ダンスの経験年数に関わらず全員が一糸乱れぬ演技を披露し、全国大会に出場できる強さの秘密は「クラシックバレエで体幹を鍛える練習」だといいます。

チアダンスクラブShooting★Stars・横田 憂子代表
「クラシックバレエの基本の動きを練習しているが体幹トレーニングの1つでもあるし、チアはみんなで揃えていくものなので体の使い方、つま先1つの伸ばし方をチームで揃えていけるように練習している」

さらに、チームの息を合わせるために、演技練習はそれぞれのリーダーを中心に選手たちの間で意見を出し合って技術を高めています。ダンスの演技時間はおよそ2分。その間、休みなく動き、表情豊かに演技し続けることがポイントです。

猛練習に取り組んでいるそれぞれのチーム。あすの全国大会で演技するダンスを披露してもらいました。

小学3-4年生BRIGHT Jr.
「笑顔はにっこりダンスはキレキレ心を1つに全力で頑張ります」
「ミニの可愛さと明るさ元気をたくさん出して全国大会で堂々と踊りたいです。そして会場を華やかにしたい」

小学5-6年チームBRIGHT
「私たちの見せ場は曲にあった表情や感情を見せるところです」
「経験年数はバラバラだったけど7人で一生懸命合わせたダンスをしっかりと全国大会で出し切って東北大会よりいい演技をできるように頑張りたいです」

中学2年生チームSPARKLE
「いままで支えてきてくださった全ての方々に感謝し全国大会という最高のステージでSPARKLEらしく1位を目指して楽しんで演技したい」
「後半の方でやる9回まわるフェッテターンという技があるが、3人でたくさん練習してきたのでそこが一番の見所です」
「チアは笑顔が一番大事なので中学生らしい堂々とした笑顔で踊りたいと思います」
「私たちは中学生編成ででるのでミニやユースとは違うダイナミックさをジャッジに見せられるように頑張りたいです」

何よりもチーム全員で「楽しむ」ことを大切にし、あすから開かれる全国の舞台に臨みます。