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山形新幹線高速化に向け新型車両順次導入など要望へ 鉄道整備強化求める同盟の理事会

2024年7月21日 17:59
山形新幹線高速化に向け新型車両順次導入など要望へ 鉄道整備強化求める同盟の理事会

鉄道の整備促進や新幹線のフル規格化実現を求める2つの同盟の理事会が18日に山形市で開かれ、山形新幹線の高速化に向け、新型車両の順次導入などを求めていくことを決めました。

会議には、県や沿線自治体などからおよそ30人が出席しました。
初めに、鉄道の利用促進や整備強化を求める同盟の理事会が開かれ、吉村知事が「鉄道は県内外を結ぶ重要な社会基盤。安全で安定的な輸送を行うため、関係機関と連携して国やJRに要望していきたい」と述べました。
会議では、今年度の事業計画として、山形新幹線の高速化を進めるため、新型車両E8系の順次導入やJR福島駅の線路の新設工事をJRに要望することを決めました。

続いて、フル規格の奥羽・羽越新幹線の実現を目指す同盟の理事会が開かれ、JR奥羽線の米沢駅と福島県・庭坂駅の間に整備が計画されている山形新幹線の仮称・米沢トンネルの早期事業化に向けて、引き続き、国やJRに要望活動を行っていくことが決まりました。