パリ五輪レスリング女子で金メダル獲得 山形市出身の鏡優翔選手に山形県民栄誉賞贈呈へ
パリオリンピックのレスリング女子76キロ級で金メダルを獲得した山形市出身の鏡優翔選手に県民栄誉賞が贈られることが決まりました。受賞はスピードスケートの加藤条治さん以来、2年ぶり9人目です。
鏡選手は8月に開かれたパリオリンピックでレスリング女子76キロ級に出場。県出身選手として68年ぶりとなる金メダルを獲得しました。
鏡優翔選手「本当にいろんな方々が私のことを支えてくれてそのおかげで私はいまここに立てていると思うので感謝の気持ちでいっぱい」
6歳まで山形市で育った鏡選手は9月14日で23歳を迎えました。
そして、18日、発表されたのがー。
吉村知事「世界を舞台に数々の輝かしい成績を収めてこられた鏡選手の功績を称え、山形県県民栄誉賞を贈呈することを決定した」
パリオリンピックや去年の世界選手権で優勝したこれまでの活躍を称え、鏡選手に県民栄誉賞が贈られることになりました。
吉村知事「女子76キロ級で日本人初となる金メダルを獲得されたことはまさに快挙であり心よりお祝い申し上げる。鏡選手の今後ますますのご活躍を期待している」
県民栄誉賞はこれまで作家の藤沢周平さんや井上ひさしさん、女子サッカー「なでしこジャパン」元監督の佐々木則夫さん、バンクーバーオリンピックで銅メダルを獲得したスピードスケートの加藤条治さんなどに贈られ、鏡選手の受賞は2年ぶり9人目です。
県によりますと授賞式の日程は鏡選手と調整した上で、発表される見通しです。