まさか近所に…高畠町コンビニ強盗逮捕の男 奪った16万円のうちその場で3万円戻す不可解な行動も
高畠町のコンビニエンスストアで10月、現金が奪われた強盗事件で、警察は21日夜、町内に住む36歳の会社員の男を逮捕しました。男は容疑を認めているというとです。
強盗の疑いで逮捕されたのは、高畠町相森の会社員・高橋悠哉容疑者(36)です。
警察の調べによりますと、高橋容疑者は10月15日午前2時ごろ、高畠町高畠の「ローソン高畠中央店」で、20代の女性店員に対して刃物のようなものを向け「お金を出してください」と言って脅し、現金16万円を奪った疑いです。
犯行当時、高橋容疑者が現場に滞在していたのは6分ほどで、奪った16万円のうち、3万円を女性店員に戻した後、近くに止めていた軽ワゴン車に乗って逃走しました。
現場周辺の聞き込みや防犯カメラの映像から高橋容疑者が浮上し、警察が21日逮捕しました。高橋容疑者の自宅は現場のコンビニから直線で西におよそ1キロの場所にありました。被害に遭った女性店員と高橋容疑者に面識はなかったということです。
容疑者逮捕を受け、現場近くの住民からは安堵の声が聞かれました。
町民「捕まってよかった。安心した。容疑者が近くの人とは思わなかった。どこかから来た人だと思っていた。子どもの安全を考えると心配ではあった」
高橋容疑者は警察の調べに対し容疑を認めているということです。警察は動機などについて捜査を進めています。