19日に山形市の蔵王で開幕するスキージャンプ女子のワールドカップ蔵王大会を前に17日夜、出場する高梨沙羅選手や伊藤有希選手が意気込みを語りました。

スキージャンプ女子のワールドカップ蔵王大会は山形市のアリオンテック蔵王シャンツェで19日から個人戦と団体戦が行われます。大会を前に17日夜、祖父母が山形県出身の高梨沙羅選手や現在、ワールドカップランキングで2位につけている伊藤有希選手らが山形市内で会見に臨み、山形の印象や大会への意気込みを語りました。

高梨沙羅選手「山形の方々のおもてなしの心というか『こうしたい、ああしたい』という選手の要望に応えてくれて、いつも温かいなと思いながらトレーニングさせてもらっている。見てくれる人に元気や勇気を与えられるようなパフォーマンスが出来るように頑張りたい」

伊藤有希選手「世界中を試合で回っているがここまで親切にしてくれるOC（組織環境）はない。沸いてもらえるようなビッグジャンプがたくさん出ればいいなと思いますし、自分もその一員となって皆さんに喜んでもらえれば」

蔵王大会の個人戦には14か国から50人の選手が出場し、18日は公式練習と予選が行われます。