人気バウムクーヘンの自販機が登場!24時間いつでも購入可能に 背景に“働き方改革” 山梨県
人気洋菓子店のバウムクーヘンが、24時間いつでも購入できる自動販売機が昭和町に登場しました。
背景には従業員の働き方改革や消費者の生活スタイルの変化があるようです。
バウムクーヘンの自動販売機を設置したのは昭和町の洋菓子店「パティスリー・ザ・エレン」です。
吉岡キャスター
「24時間365日いつでも購入できるようにと店舗は別に入口があり、入りますと中には冷蔵・冷凍の自動販売機がずらりと並んでいます」
自販機にはバウムクーヘンのほか、エレンで作られたケーキや冷凍食品など約30種類の商品が並んでいます。
スマートフォンのアプリで商品を選んだ後、自販機に表示された二次元コードをかざすと扉が開き、現金をやり取りすることがないまま商品を取り出すことができます。
こうした自販機導入の背景には、従業員の働き方改革があるといいます。
パティスリー・ザ・エレン 保坂信一郎 ゼネラルマネージャー
「ケーキ屋は労働時間が長いので、人手不足も踏まえて勤務時間を短くすることで働き方改革の一環になるのではないかと思っている」
自販機の導入で24時間の販売が可能となったため店舗の営業時間を1時間短縮し、社員の労働時間も短くなったということです。
一方で、いつでも購入できるという強みは、買い物客の二ーズにもマッチしているといいます。
パティスリー・ザ・エレン 保坂信一郎 ゼネラルマネージャー
「出張で手土産を持っていきたいが(開店前で)店が開いていないとか、定休日にお店が開いていなくても対応できる。働き方がみなさんそれぞれなのでそういったニーズに合わせていく必要がある」
店では今後、店舗のない地域にも自動販売機を設置し、販路を拡大したいということです。