パリ柔道「金」出口クリスタさん「自分の体は自分でしか守れない」 がん検診の重要性訴え 山梨県
パリ五輪・柔道女子57キロ級のカナダ代表で、金メダルを獲得した山梨学院大出身の出口クリスタさんが25日、甲府市で女性の健康を考えるイベントに参加し、子宮頸がん検診の重要性などを訴えました。
金メダルを首にかけて登場した出口さんは冒頭、「たくさんの人に応援していただき、金メダルを持って帰ることができました。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べました。
イベントでは山梨大医学部の産婦人科医と対談。
この中で出口さんは自身も子宮頸がんの定期健診を受けていることを明かしたほか、スポーツ界は男性指導者が多く女性特有の病気などを話しづらい状況があることにも触れました。
出口クリスタさん(山梨学院大出身)
「いつもアスリートとして思っているのは、『自分の体は自分でしか守れない』。お子さんだったら、どこか痛いとかおかしいかもしれないと思った時は親御さんに相談したりとか(してほしい)」
出口さんはこのほか、自分の体や性の悩みについて家族などと話ができる環境づくりが大切だと語りました。
このイベントは山梨放送と山梨大医学部が主催しました。