インフル感染拡大が深刻 県内でも薬や検査キットなどが不足 山梨県

山梨が感染者数全国最多となっているインフルエンザについてです。感染拡大が深刻な中、県内でも薬や検査キットなどが不足しています。

昭和町の小児科医げんきキッズクリニックです。連日、発熱患者の予約で診察枠が埋まっているといいます。

県によりますと、11月5日までの1週間で県内では1定点医療機関あたり39.63人のインフルエンザ患者が確認され、全国で最多となりました。患者の半数以上が5歳から14歳の若年層で、15日は県内17校の公立学校で休校などとなっています。

一方、インフルエンザの治療に使う咳止めなどの薬が全国的に不足していて、こちらのクリニックでも対応に苦慮していました。

また、全国的に検査キットも不足していて、新たな患者を受け入れづらい状況で、クリニックの医師は「まずは感染しないことが重要。積極的にワクチン接種をしてほしい」と呼びかけています。