クマの目撃相次ぐ 3日間で9件 駅近くの遊歩道でも 北杜や富士河口湖など 山梨県
北杜市や富士河口湖町などでクマの目撃情報が10日までの3日間で少なくとも9件相次ぎ、自治体や警察が注意を呼びかけています。
10日、クマが目撃された場所のひとつが北杜市長坂町富岡のJR日野春駅近くの遊歩道です。
北杜市によりますと、10日午前7時30分ごろ、犬の散歩をしていた近くの住民がクマを目撃し警察に通報しました。
クマは体長約1.5メートルで、すぐに近くの林の中に入っていったということです。
けが人はいませんでした。
目撃情報を受け、市は注意喚起の看板を設置したほか、防災無線で注意を呼びかけました。
県内では8日から各地でクマの目撃情報が相次いでいて、8日は富士河口湖町などで4件、9日は笛吹市で1件、10日は北杜市のほかに大月市などで3件、確認されています。
いずれもけが人はいませんでしたが、各自治体や警察は警戒を強め、注意を呼びかけています。