富士山の標高「5cm高かった」国土地理院が改定「3776m」は変わらず 山梨
国土地理院による最新の計測の結果、富士山の標高が従来よりも5センチ高かったことが分かりました。
国土地理院は5年前から開発の基準となる三角点などの標高の改定を進めています。
このうち、山梨、静岡両県にまたがる富士山でも今夏、人工衛星を使った最新技術で山頂の剣が峰にある三角点の測量を行いました。
その結果、三角点「富士山」の標高は従来よりも5センチ高い3775メートル56センチだったということです。
三角点の測量はこれまで目視によるものが多く、標高の変化は測量技術の向上や地殻変動によるものと考えられます。
なお、富士山の最高地点は、今回測量した三角点より高いところにありますが、標高は「3776m」のままで変更はありません。
最終更新日:2024年12月25日 15:13