富士山の通行料 来夏は4000円に値上げ 登山道閉鎖は2時間前倒し 静岡側と統一へ 山梨
来年夏の富士山の通行料について、山梨県は現在の2000円から4000円に引き上げる方針を固めました。静岡側と統一される見通しです。
県は今年の夏山シーズン、富士山の吉田口登山道で1人2000円を徴収した通行料について、来年に向けて値上げを検討していました。
これまで地元関係者に対し、1人1000円の任意の保全協力金と一元化した上で、3000円・4000円・5000円とする3つの案を示していましたが、実質的に千円の値上げとなる4000円とする方針を固めました。
また、午後4時から翌日の午前3時までだった登山道の閉鎖時間についても駆け込み登山を防ぐために2時間前倒し、午後2時からとします。
一方で1日4000人としていた登山者数の上限は据え置きます。
来年の夏山シーズンは静岡県も登山規制を実施する方針で、富士山の4つの登山道すべてで通行料と通行規制の時間帯が統一される見通しとなりました。
最終更新日:2024年12月19日 20:27