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プロ初先発の新人・熊倉が同点ゴール 21歳・土屋が逆転弾も… J2甲府 最終盤に痛恨の失点 山梨

2025年3月9日 18:09
プロ初先発の新人・熊倉が同点ゴール 21歳・土屋が逆転弾も… J2甲府 最終盤に痛恨の失点 山梨
 サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は9日、ホームで藤枝MYFCと対戦。今季初の複数得点を挙げて逆転に成功するものの、アディショナルタイムに失点を喫し、3-3(2-2、1-1)の引き分けに終わりました。開幕戦の勝利以降、3戦連続で勝利がありません。

 甲府の通算成績は1勝1分け2敗で、15位です。

 3-4-2-1の甲府は前節から先発を5人変更し、今季初先発は4人。前節のレッドカードで出場停止となったDF井上樹(甲府市出身)に代わり、3バックの左に今季初先発のDF孫大河が入りました。

 ボランチの一角には今季初先発のMF中山陸が起用され、右ウイングバックはMF宮崎純真が2試合ぶりに復帰しました。

 左のシャドーは大卒ルーキーのFW熊倉弘達がプロ初先発。ワントップはFW三平和司が今季初めて先発起用されました。

 甲府は前半22分、藤枝のコーナーキックからのシュートを処理し切れず、ゴール前で蹴り込まれて失点。3試合連続で先制を許しました。

 それでも5分後の27分、相手のクリアボールがポストに当たり、跳ね返ったところを中山が左足で強烈なシュート。ゴールネットに突き刺し、自身の今季初得点に。先発起用に応える形で同点としました。

 39分に再び失点しますが、わずか2分後の41分にコーナーキックのチャンスを迎えると、こぼれ球を熊倉が反転しながら左足で蹴り込み、プロ初得点。同点ゴールとなりました。

 すると後半9分、コーナーキックのチャンスをつかむと、こぼれ球を土屋が押し込み、自身初となるリーグ戦でのゴール。逆転に成功しました。

 しかし、アディショナルタイム6分、コーナーキックからヘディングシュートを叩き込まれ、土壇場で追いつかれました。

 次節は15日に行われ、アウェーでJ1から降格したジュビロ磐田に挑みます。
最終更新日:2025年3月9日 18:10
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