観光振興の総合計画策定へ 有識者による意見交換 山梨県
県が4年に1度策定する観光振興の総合計画にあたる「やまなし観光推進計画」について、17日、有識者による意見交換が行われました。
会議には、観光業者や大学教授など委員12人が参加。会議は冒頭を除き非公開で行われ、県によりますと、山梨のポテンシャルを生かす観光の高付加価値化と経営基盤の強化を目指す、計画案のビジョンが示されたということです。
このほか計画案では観光客の受け入れ環境整備や人材育成など4つの柱を定めています。
委員からは、インバウンド戦略の重要性を指摘する意見や、魅力的な観光地を目指すため業界全体で賃金上昇を進めるべきだといった意見が上がったということです。
県は今後、素案作りを進める考えで、年内の計画策定を目指します。