大学幹部がパワハラ行為か 外国籍の准教授が「民族的な差別」など訴え 山梨英和大
山梨英和大学の元准教授が、複数の大学幹部からパワーハラスメント行為を受けたと訴えていることが29日、分かりました。大学側は「調査中であり、コメントは差し控える」としています。
関係者によりますと、パワハラ行為を訴えているのはすでに退職している外国籍の准教授です。大学に在籍中、複数の大学幹部から「人格を否定されるような民族的な差別」を受けたほか、「教員の働きを否定される発言」をされたなどと主張しています。
大学は去年5月、外部の有識者を交えた調査委員会を設置。調査委は関係者への聞き取りを終え、29日までに大学幹部2人のハラスメント行為を認める報告書を大学側に提出したということです。
山梨英和大は「現時点ではコメントは差し控えたい」とする一方、「事実関係を明らかにした上で処分の有無などを検討する」としています。
最終更新日:2025年1月29日 18:09