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「4割が12月に集中」ふるさと納税 “駆け込み申請”がピーク 企業や自治体フル回転 山梨

2024年12月26日 20:10
「4割が12月に集中」ふるさと納税 “駆け込み申請”がピーク 企業や自治体フル回転 山梨

 今年も残すところ5日となりましたが、ふるさと納税の寄付の申請がピークを迎えています。返礼品を扱う企業や自治体ではフル回転で、駆け込み申請への対応に追われています。


 富士吉田市で一番人気の返礼品を扱う寝具メーカー「タキ・リビング」です。中でも、とびきり暖かい「甲州羽毛布団」は12月に申請が集中し、発送作業は1日に600件にも及びます。26日も社員総出で、発送作業に追われていました。

 一方、富士吉田市のふるさと寄付推進課でも11人の職員がフル回転で、業務にあたっていました。

 ふるさと納税は、年内に寄付をすることで翌年度に控除を受けられるため、例年12月に申請が殺到。富士吉田市でもおよそ4割が12月に集中します。

富士吉田市ふるさと寄付推進課 渡辺英之 課長
「なるべく多くの人に寄付してもらうために1年間頑張ってきたので、寄付が増えるのは喜ばしいこと。バタバタと忙しい日々を送っているが(返礼品の)事業者さんにも協力してもらいながら一生懸命頑張って対応している状況」

 特に年末最後の1週間には約4万件の駆け込み申請が届くため、おおみそかの31日まで職員が交代で出勤し作業にあたるということです。

最終更新日:2024年12月26日 20:16
    山梨放送