満開のヒマワリに平和を願う ウクライナ避難民が訪問 山梨
ロシアの侵攻から日本に難を逃れたウクライナの人々が6日、祖国を象徴する花「ヒマワリ」が咲く北杜市を訪れました。
戦地で負傷した兵士もいて、遠いふるさとに思いを馳せていました。
北杜市を訪れたのは戦火を逃れ日本に避難しているウクライナ人67人です。
「北杜市明野サンフラワーフェス」の実行委員会などが 売上金の一部をウクライナ支援にあてたことなどが縁で実現しました。
ウクライナはヒマワリ油の一大産地で、ヒマワリは国を代表する花です。
訪れた人の中には戦地で銃撃を受けて右足を失い、日本でリハビリを行う元兵士の姿もありました。
参加者は一面に広がる「ひまわり」を前に空の向こうに続くふるさとの平和を願っていました。
実行委員会は「実現できて嬉しい。ひまわりを見て少しでも心を安らげてほしい」としています。