「幻の花」メコノプシスが開花 青い花びら鮮やかに 清里の清泉寮で6月1日から公開 山梨・北杜市
北杜市で「幻の花」と呼ばれるメコノプシスが開花しました。
北杜市高根町にある清泉寮の敷地内です。
荒木キャスター
「こちらでは、ことしもメコノプシスが開花しました!緑に囲まれる中、きれいなブルーの花びらが目を引きます」
メコノプシスは冷涼な高山地帯が原産のケシ科の多年草で、生育条件の厳しさから「幻の花」と呼ばれています。
清泉寮では2009年から試行錯誤を重ねて栽培を続け、今年は5月26日に開花しました。
貴重な花を守るため、これまでは人数を絞った見学ツアーの参加者にのみ公開してきましたが、「より多くの人に楽しんでもらいたい」と、今年は時間帯を限定して自由に見学できる「特別公開」を行います。
清泉寮 大蔵尚也さん
「咲くとほっとした感じ。『今年も咲いてくれたか』という感じがします。(5月の)暑い時期は打ち水をして地温を下げたりと工夫をしました。『また来たいな』と思ってもらえるようにきれいに咲かせていきたいと思っています」
特別公開は6月1日から6月23日までです。