色鮮やかに大輪の花 桂林寺でスイレン見ごろ 静かな境内を彩る 山梨・都留市
都留市の静かな里山にある寺の池で5日、スイレンの花が見頃を迎えています。
都留市金井にある桂林寺は室町時代に建立された古刹で、本堂の裏にある池ではスイレンの花が咲き誇っています。
吉岡キャスター
「桂林寺のスイレンは40年ほど前に檀家から譲り受けた一株から枝分かれして、今では多い時に60以上の花を咲かせます」
花は日光を浴びながら徐々に開くことから、早朝ではなく陽の高い昼前後が鑑賞にはおすすめだといいます。
住職にお気に入りのビューポイントを聞きました。
桂林寺 織田宗覚 住職
「(庭が)全体的に見えるこの場所がいいかなと思う。庭を入れながら眺められるというのはこの場所が一番いいと思う」
境内を彩るスイレンの大輪は水面を埋め尽くす葉の緑色に映え、訪れる人を楽しませてくれます。
桂林寺 織田宗覚 住職
「まさかこんなに株が増えるとは思ってもいなかったので、本当にありがたく思っている。縁側にでも座っていただいて花を愛でて和んでもらえたらと思う」
桂林寺のスイレンは自由に見学でき、6月中旬ごろまで見頃が続くということです。