中澤陸(竜王中)初優勝 全4種目で1位 全日本ジュニア新体操選手権 「高校でも活躍したい」 山梨
東京都内で行われている全日本ジュニア新体操選手権は7日、男子個人総合が終了し、山梨県・竜王中3年の中澤陸選手(シンドバット新体操クラブ)が初優勝。小中学生45人が出場する中、4種目いずれもトップに立つ「完全優勝」でした。
中澤選手は小柄ながら、ダイナミックさと高い表現力を兼ね備えたホープ。11月の全日本選手権では唯一の中学生として最年少出場。年齢制限がない大会で32位という結果を残しました。
今大会は中澤選手にとって中学最後の全国大会。取材に対し、「ジュニア最大の大会として優勝できたことに感謝の気持ちと素直にうれしい気持ちがある。もったいないミスはあったが、自分のやりたい演技や見せたい部分をしっかりとできたのでよかった。この大会で見つかった課題を少しずつ修正して、いいところも伸ばして高校でも活躍したい」とコメントしています。
■今大会の成績
スティック 15.350点(1位)
リング 15.450点(1位)
ロープ 15.550点(1位)
クラブ 15.900点(1位)
合計 62.250点(1位)