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「一緒に肩を組んで来季も戦っていただきたい」J2甲府 大塚監督があいさつ 今季最終節は3得点で勝利

2024年11月10日 18:12
「一緒に肩を組んで来季も戦っていただきたい」J2甲府 大塚監督があいさつ 今季最終節は3得点で勝利
 サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は10日、今季最終節を迎え、ホームで水戸ホーリーホックと対戦。3-1(1-1、2-0)で快勝し、4試合ぶりの勝利で有終の美を飾りました。

 通算成績は12勝9分け17敗となり、勝ち点は45に。順位は2つ上がり、14位で今季を終えました。

 Jリーグは今季、リーグ戦における最多入場者数を更新。「JIT リサイクルインク スタジアム」にも9,200人近いサポーターが訪れ、イレブンに声援を送りました。

 甲府は前半4分、コーナーキックのチャンスを得ると、相手のハンドを誘ってPKに。FWアダイウトンが冷静に沈め、先制に成功しました。

 しかし24分、フリーキックから失点。同点で試合を折り返しました。

 それでも後半立ち上がりの2分、MF中山陸、FW鳥海芳樹、アダイウトンとショートパスをつなぐと、最後は鳥海がコンパクトに左足を振り抜き、ゴール。ホームの力に後押しされ、甲府は4試合ぶりの複数得点。再び勝ち越しに成功しました。

 さらに9分、MF佐藤和弘のクロスに、DFエドゥアルド・マンシャが頭で合わせ、追加点を挙げました。

 試合後はセレモニーが行われ、大塚真司監督や関口正大主将らがサポーターにあいさつ。大塚監督は「とても不甲斐なく悔しい気持ち。皆様のサポート、後押しが必要。それがなければJ1昇格は叶わない。どうか私たちとともに険しい道だが一緒に肩を組んでJ1を目指して来季も戦っていただきたい」と話しました。
最終更新日:2024年11月10日 18:14
山梨放送