【速報】駿台甲府高ハンドボール部 悲願達成 初の日本一 山梨県

全国高校ハンドボール選抜大会の男子決勝が29日、岐阜市で行われ、駿台甲府は藤代紫水（茨城）と対戦。34-32（16-16、18-16）で勝ち、初の日本一に輝きました。

駿台甲府は2018年以来6年ぶりの決勝進出。藤代紫水は2月の関東大会で敗れた相手ですが、駿台甲府は序盤から主将の古澤宙大（2年）が2連続得点。圧倒的なスピードを誇る清水羚悟（2年）らも得点を重ねます。しかし、攻守にハイレベルな藤代紫水も譲らず、16-16の同点で試合を折り返しました。

後半も一進一退の攻防が続きますが、GK堀川陸（2年）がスーパーセーブを連発。好守に応えるように、内田蓮（2年）、八重樫大空（1年）らの得点で徐々にリードを広げました。終盤、退場処分で数的不利となり3連続失点しますが、最後まで攻撃の手を緩めませんでした。

駿台甲府は、東久留米西中（東京）時代に全国2冠に輝いた5人が最高学年となり、「創部以来最強」と評価される戦力に。今大会は初戦から40点前後の得点を挙げ、準決勝では昨夏のインターハイ王者・香川中央（香川）から46得点を挙げ、大差をつけて勝利していました。

【戦績】
2回戦 42-27 vs大分（大分）
3回戦 40-27 vs洛北（京都）
準々決勝 38-25 vs国分（鹿児島）
準決勝 46-25 vs香川中央（香川）
決勝 34-32 vs藤代紫水（茨城）