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「悪夢」の前半 J2甲府 鳥海と三平がゴールを挙げるも…残り6試合で昇格プレーオフ圏は遠く 山梨

2024年9月25日 20:59
「悪夢」の前半 J2甲府 鳥海と三平がゴールを挙げるも…残り6試合で昇格プレーオフ圏は遠く 山梨
 サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は25日、ホームでロアッソ熊本と対戦。2-4(0-4、2-0)で敗れました。3試合勝利がなく、通算成績は10勝9分け13敗。勝ち点は39のままです。

 残り6試合となり、順位は13位と変わらず。J1昇格プレーオフ圏・6位との勝ち点差、J3降格圏・18位との勝ち点差はいずれも10のままです。

 Jリーグで25日に行われたのはこの試合のみ。甲府は4日前の前節から先発を8人変更しました。

 3バックの左にDF神谷凱士、右に大卒ルーキーで育成組織出身のDF井上樹(甲府市出身)を起用。ボランチには前節ゴールを挙げたMF中山陸と、44歳のMF山本英臣が入りました。ウイングバックでは左が大卒ルーキーのMF村上千歩、右は主将のMF関口正大が先発。シャドーにはFW飯島陸、ワントップにはFWマクーラが起用されました。

 甲府はショートパスと激しいプレスで積極的に仕掛けてくる熊本に対し、序盤から劣勢に。前半10分、神谷がビルドアップでパスを奪われると、3試合連続で先制点を奪われました。

 19分にもクロスに対応しきれず、失点。41分にはカウンターを防げずに3失点目を喫しました。

 さらに、前半ラストプレーとなったアディショナルタイムのコーナーキックで、神谷のヘディングがオウンゴールとなりました。4失点は今季最多。

 猛反撃が求められる甲府は後半開始と17分に計4人の選手を投入。すると23分のコーナーキックで、神谷が振り向きざまに振り抜いたボールをゴール前に詰めていたFW鳥海芳樹が触れ、ゴールに。

 さらに34分、途中出場のFW三平和司がミドルシュートを決め、追加点。しかし、その後はゴールを奪えませんでした。

 次節は28日に行われ、ホームに8位・モンテディオ山形を迎え撃ちます。
山梨放送