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【また物議】ヘンリー王子、病気のチャールズ国王面会の“本当の目的”は「王室への一時復帰」⁉一方、カナダでの“ラブラブ報道”に批判殺到「わざとらしい“イチャイチャ”に見えた」夫妻を巡るゴタゴタの内幕を独自解説

2024年2月28日 17:00
【また物議】ヘンリー王子、病気のチャールズ国王面会の“本当の目的”は「王室への一時復帰」⁉一方、カナダでの“ラブラブ報道”に批判殺到「わざとらしい“イチャイチャ”に見えた」夫妻を巡るゴタゴタの内幕を独自解説
“全て”に批判が殺到するヘンリー王子・メーガン妃夫妻

 父・チャールズ国王のがん公表を受け、イギリスに緊急帰国したヘンリー王子。父親思いの息子に思えますが、面会時間はわずか30分。本当の“目的”は別にあったのでは?という声も。メーガン妃は“イメチェン”も、“あの人”に似ていると物議に。今後、英国王室との関係修復は?デーブ・スペクターさん、英国王室に詳しいジャーナリスト・多賀幹子さんのダブル解説です。

ヘンリー王子のイギリス緊急帰国は、ただの“父親思い”?それとも別の目的が?「どうも信頼できないと、みんな警戒心を…」

 ヘンリー王子は2月16日、米・テレビ番組のインタビューでチャールズ国王について言及し、「家族を愛している。父と少しでも一緒に過ごせたことに、感謝している」と話しました。そのインタビューの中で、「国王の健康状態は?」と問われると「秘密です」、「家族の病気が、再び絆を強くするか?」という問いには「どんな病気も家族を一つにする」と答えました。また、再び国王に会うことを希望した上で、「イギリスに立ち寄り、できるだけ家族に会うつもりだ」と語りました。

 しかし、米「デイリー・ビースト」によると、チャールズ国王の友人は「ヘンリー王子は国王の診断を利用して、自分自身の話題を広めようとしている。『父に関する質問は受けない』と言っていれば、家族の絆は深まっただろう」と話しているということです。

Q.アメリカでわざわざ話す必要があるのか、ということですよね?
(ジャーナリスト・多賀幹子さん)
「そういうことです。このインタビューは無料ではなく、謝礼を受け取ったのでしょう。恐らく米・メディアとしては、がんは『どこの部位か?』『ステージは?』『治療法は放射線?化学療法?』などを聞き出したかったのでしょうが、ヘンリー王子がチャールズ国王と対面したとき隣にカミラ王妃がいましたので、聞けませんでした」

Q.チャールズ国王は、入院されていないですよね?
(デーブ・スペクターさん)
「入院していないので、緊急で行く必要があったのかどうか。ビデオ通話で話すという手もあったので、なぜそんなにも慌てて行ったのかと問われていて、『もう一つの目的があったのではないか』と言われています」

 その“目的”とは、ヘンリー王子の「王室一時復帰」です。英「ザ・タイムズ」は、「がんの診断を受けた国王を支援するために、ヘンリー王子が王室への一時復帰を考えている。さらに、チャールズ国王もヘンリー王子と会う機会を増やしたい意向ではないか」と報じました。

Q.ヘンリー王子の気持ちはわかりませんが、王室との絆は完全に切りたくないのと、イギリスに戻りたいのではないかと思ってしまいますが…。
(デーブさん)
「『公務を手伝いたい』と言ったら拒否されるとわかっていても、言ったらプラスになるわけです。キャサリン皇太子妃は4月から復帰すると思いますし、正直言って、他のメンバーで足りています。好かれている人たちが公務をしているわけですから、ヘンリー王子が仮に何かやったらバッシングを受けますので、誰も求めていません。ダメ元で、ただ言っただけだと思います」

 王室関係者によると、「チャールズ国王は『ヘンリー王子の公務復帰は認めない』という“断固とした考え”を持っている。ウィリアム皇太子は『ヘンリー王子夫妻は信用できない』と話し、王室復帰について“戻ることが許される可能性はない”と激怒している」ということです。

Q.「今更、帰ってこられても」ということですか?
(多賀さん)
「もう席はない、ということだと思います。いないならいないで、王室はそれで回していこうということになっていますし、ヘンリー王子が来て何か話したら、必ずそれがアメリカのメディアに出てしまい、どうも信頼できないと、みんな警戒心を持っています」

ヘンリー王子、「ネットフリックス」に“裏切り行為”⁉メーガン妃は「二度と足を踏み入れたくない」と話していたイギリスへ訪問か

 そんなヘンリー王子ですが、放送を巡り契約違反があったのではないかと物議に。ヘンリー王子夫妻は、約150億円で『ネットフリックス』と5年契約を結んでいます。しかし2月25日、ヘンリー王子主催の負傷兵・退役軍人らを対象とした国際的スポーツイベント『インビクタス・ゲーム』のドキュメンタリーが、ディズニー傘下の動画配信会社『Hulu』で配信が開始すると判明しました。内容は、家族や『インビクタス・ゲーム』への献身について語ったもので、米・テレビ番組『ABCニュース』でのインタビューに基づいているということです。

 ネットフリックス幹部からは「平手打ちをくらったようなものだ」という声も聞かれていて、デーブさんによると「ヘンリー王子は『ABCニュース』のインタビューをドキュメンタリー化することを許可する同意書に、サインする必要があった」ということです。

Q.競合他社ですから、まだ『ネットフリックス』の契約が残っているのに『Hulu』で配信するのは“掟破り”ですよね?
(デーブさん)
「しかも、『インビクタス・ゲーム』のドキュメンタリーを、すでに『ネットフリックス』に宣伝してもらって、やっているわけです。ニュース番組等は出ても良いんですが、『Hulu』は配信会社でありライバルですので、アウトです」

 英「デイリー・エクスプレス」によると、「メーガン妃は5月にロンドンで開催される『インビクタス・ゲーム』の10周年を祝うため、イギリスを訪れる可能性がある」と報じています。ヘンリー王子は家族全員で参加することを希望していて、関係者は「家族の絆の強さをアピールし、他のロイヤルファミリーとの関係修復を図ることが重要となる」と指摘しています。

 一方、メーガン妃はイギリスを訪問することに乗り気ではなく、不安を抱いているようです。2022年9月に行われたエリザベス女王の葬儀以来イギリスを訪問しておらず、伝記本『エンドゲーム』の中で「二度とイギリスには足を踏み入れたくない」と明言しています。

Q.ヘンリー王子夫妻は『インビクタス・ゲーム』にすごく力を入れているので、本来ならセレブとして行くべきイベントですよね?
(多賀さん)
「『ブーイングがあるのでは』と懸念しているのでしょう。エリザベス女王の葬儀の際、セントポール寺院で階段を下りるときに、かなりのブーイングが聞こえてきましたから」

メーガン妃、イメチェンの理由は「ライバル意識」?“王室ブランド”を都合良く利用する姿勢健在に「公務に復帰できないのは、そこ」

 2月14日~16日まで、カナダを訪れていたヘンリー王子夫妻。仲良く手を繋いだり腕を組んだりする姿が見られましたが、その“ラブラブ”ぶりに批判の声が。多賀さんは、「チャールズ国王とキャサリン皇太子妃が病気の中で、不仲報道を吹き飛ばすためかのような、わざとらしい“イチャイチャ”に見えた」と話しています。

 また、メーガン妃は髪形を“イメチェン”し、『暗めのチョコレートブラウン』から『温かみのある栗色が混ざったようなブラウン』に。多賀さんによると、「キャサリン皇太子妃が長期療養中で、一切表には出て来られない状況にあるということで、メーガンさんとしては『いよいよ、私の出番だ』と、『それなら、私がキャサリン皇太子妃』と言わんばかりに、髪形・ヘアカラーもキャサリン皇太子妃に似ている」と、長期療養中のキャサリン皇太子妃を意識したイメージチェンジではないかと指摘しています。

Q.キャサリン皇太子妃への対抗意識なのですか?
(多賀さん)
「非常にライバル意識の強い方ですので、キャサリン皇太子妃が不在の間に『存在感を増そう』と、よく出られています」

(デーブさん)
「今、メーガン妃が活発に動いているのは、それだと思います。キャサリン皇太子妃が復帰すると話題になりますから、今は“やり放題”の状態になっています」

 2月12日、ヘンリー王子夫妻が新たにウェブサイト『sussex.com』を開設しましたが、王室から与えられた紋章を掲載した上、「“サセックス公爵”という称号を商業活動に使用している」と批判が殺到しています。

Q.イギリス王室から離脱したいと言ったのに、ここは利用するというのは、不思議ですよね?
(多賀さん)
「本当に都合の良い方ですよね。『ここは利用する』『ここは嫌だ』『王室は嫌い』『だけど、称号は利用してお金儲けしたい』というところがあります」

Q.PRINCE HARRY&MEGHANになっていますね?
(デーブさん)
「まず、この紋章は英国王室がメーガン側に作った家紋です。プリンスはハリーだけで、プリンセス・メーガンとは言えません。また、『サセックス』は称号なのに名前のように使っていますので、それは違うだろうと言われています」

Q.『サセックス』を使ってウェブサイトを立ち上げることによって、ビジネスに利用しようとしているということですか?
(多賀さん)
「そういうことです。これを使っていろいろなビジネスをやって、お金儲けをしようとしています。文具やおもちゃなどを売りたいと最初から言っていましたが、そこに『サセックス』というイギリス王室の称号が入るとブランド化されます。いわゆる“水戸黄門”です」

(デーブさん)
「ヘンリー王子が公務に復帰できないのは、そこなんです。他の王室メンバーは称号を使った商売をやっていませんから、『都合が良すぎる』とイギリス国内では嫌がられます」

 英「エクスプレス」によると、ヘンリー王子夫妻はドメイン名『sussex.com』をアメリカの実業家から購入しましたが、金に糸目をつけずに買った可能性が高いということです。王室伝記作家のアンジェラ・レビン氏は、「最も恐ろしいタイミング。がん治療中の国王にストレスを与える『意地悪な行為』だ」と批判しています。

Q.ドメイン取得に、相当なお金を払ったんでしょうか?
(多賀さん)
「はっきりはしていないのですが、数百万ドルという数字が出ています。『サセックス』というのはイギリスにある地名で、そこに住んでいる方は怒り心頭だといわれています」

Q.5月にメーガン妃がイギリスを訪問するかどうか、それでイギリス王室とヘンリー王子夫妻の仲が見えてくるでしょうね?
(デーブさん)
「イギリスに行った場合は写真も世界中に配信され、良い話題にもなるわけですから、ブーイングに耐えて割り切れるかどうかです」

(「情報ライブ ミヤネ屋」2024年2月27日放送)

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