違法タクシー「白タク」一斉取り締まり「事故でも補償受けられない可能性」外国人観光客の増加受け横行　関西空港

　外国人観光客の増加を踏まえ、関西空港で「白タク」の一斉取り締まりです。

　春節を29日に控え、関西空港では28日、いわゆる「白タク」の一斉取り締まりが行われました。

　白タクは、自家用車を使った国の許可を得ていない“違法タクシー”で、関西空港では外国人観光客の増加を受けて、白タク営業が横行しているということです。

　28日の取り締まりでは、外国人の30代のドライバーの男が道路運送法違反の疑いで現行犯逮捕されました。

　男は調べに対し、「運送が終わった後にお金をもらう予定だった」と話しているということです。

　大阪府警交通指導課　井内孝三調査官
「2種免許も持っていないドライバーが人を運搬する。万が一事故を起こした時に当然補償を受けられない可能性もありますし、 黙認するわけにはいかない」

　警察は大阪・関西万博を見据え、今後も取り締まりを続けるとしています。