行方不明の日に「男女の争う声が聞こえた」と通報 妻の遺体遺棄容疑で逮捕の男は「何もなかった」
妻の遺体を岡山県付近に遺棄したとして夫が逮捕された事件で、妻が行方不明になった日に「男女の争う声が聞こえた」という110番通報があったことがわかりました。
12日朝、送検された黒木佳史容疑者(35)は、2024年6月、妻のいずみさん(当時52)の遺体を車で岡山県付近に運び遺棄した疑いがもたれています。
いずみさんは、5月26日の昼過ぎに、黒木容疑者と自宅に向かって歩く姿が防犯カメラに映って以降、行方が分からなくなっていますが、警察への取材で、その日の夜、「男女の争う声が聞こえた」と近くの住民から通報があったことがわかりました。
自宅に駆けつけた警察官がインターホンを鳴らしましたが、反応はなく、後日、黒木容疑者に任意で話を聞いたところ「何もなかった」と話したということです。
警察は遺体の捜索を続けるとともに、黒木容疑者がいずみさんの死亡にも関わっているとみて調べています。