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【速報】ダイハツで生産終了の3車種で基準『不適合』 別の不具合見つかる 速やかにリコール実施へ 他の全車種は安全基準「適合」

2024年6月25日 16:57
【速報】ダイハツで生産終了の3車種で基準『不適合』 別の不具合見つかる 速やかにリコール実施へ 他の全車種は安全基準「適合」
グランマックス トラック(画像提供:ダイハツ工業)

 認証試験をめぐる不正が発覚したダイハツ工業は25日、生産を終了した3車種について、国土交通省が確認した結果、別の不具合が見つかり、基準が不適合になったと発表しました。

 ダイハツによりますと、不適合となったのは「グランマックス トラック」「タウンエース トラック(トヨタ)」「ボンゴ トラック(マツダ)」の3車種です。

 ダイハツは、認証試験をめぐる不正発覚を受け、去年12月に国内の4つの工場で全車両の生産と出荷を停止しました。その後、国土交通省が安全基準への適合を確認した車種から、順次出荷や生産を再開し、5月27日までに国内で生産していた24車種すべてで出荷・生産を再開していました。

 一方、過去に生産していた車についても安全基準に適合しているか確認作業が行われてきましたが、「ムーヴ」や「ミラ トコット」「パッソ(トヨタ)」など7車種については安全基準の適合が確認された一方、「グランマックス トラック」など3車種については、認証不正とは別の不具合として、「後面衝突時における燃料漏れ防止の基準」の確認試験で、バッテリーを固定する器具が外れるおそれがあることが判明したということです。

 ダイハツは、「国土交通省の指導の下、すみやかに市場措置の準備を進めてまいります」とコメントし、対象の3車種のリコールなどを検討する見通しです。

 国土交通省は25日、不適合であることが確認された3車種について、速やかにリコール措置を実施するよう指導したということです。ダイハツは、「国土交通省の指導の下、すみやかに市場措置の準備を進めてまいります」とコメントし、対象の3車種については速やかにリコールする方針だとしています。

 一方、認証不正の問題が発覚して以降、再調査が進められた残りの42車種(生産終了の車種を含む)と4種類のエンジンについては全て安全性の適合が確認されたとしています。


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