中国の民間ロケット、エンジンの燃焼試験中に墜落
中国の民間宇宙企業がロケットのエンジンの燃焼試験を行っている最中に、発射台からロケットが切り離され、山の中に墜落する事故がありました。
中国のSNSに投稿された映像です。ロケットが20秒ほど上空に向けて飛行した後、黒煙とともに落下する様子がとらえられています。ロケットはその後、近くの山に墜落し爆発しました。
中国の民間宇宙企業によりますと、事故は6月30日午後3時40分過ぎ、河南省にある試験センターで、大型液体燃料ロケット「天竜3号」のエンジンの燃焼試験を行っている最中に起きました。
ロケット本体と発射台の接続部分の故障により、ロケットが発射台から切り離され、空中に舞い上がったということです。
この事故によるけが人はいなかったということです。