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1歳男児死亡 小腸を断裂、寝室で暴行受けたか 母親と交際相手を任意聴取 8月にやけどで一時入院

2024年10月9日 18:06
1歳男児死亡 小腸を断裂、寝室で暴行受けたか 母親と交際相手を任意聴取 8月にやけどで一時入院

 7日、大阪市平野区の自宅マンションの一室で、1歳の男の子が心肺停止の状態で見つかり、その後死亡しました。男の子は小腸を断裂するなどしていて、警察は何者かに暴行を受け死亡したとみて調べています。

 母親「子どもが息をしていない」

 7日正午ごろ、大阪市平野区にある自宅マンションの寝室で、1歳6か月の西村結翔ちゃんがぐったりしているのを20代の母親が見つけました。

 木村智子 記者
 「救急隊が駆け付けたとき、母親は部屋の廊下で結翔ちゃんを抱きかかえて泣いていたということです」

 結翔ちゃんは、病院に搬送されるも死亡。司法解剖の結果、発見される約1時間前に何者かから暴行を受けて小腸を断裂するなどし、死亡したとみられています。

 母親は当時、昼食を食べさせるために寝室を訪れたということですが、その前の結翔ちゃんの行動については…。

 母親「前日の午後10時ごろから、(結翔ちゃんは)寝室でずっと寝ていた」

 こうした状況から警察は、寝室で暴行を受けた可能性が高いとみています。

 児童相談所によりますと、今年8月には、結翔ちゃんが高温のミルクをこぼしやけどで一時入院しましたが、その際、虐待を疑うような点はなく「かわいがっている様子だった」ということです。

 警察は、殺人や傷害致死の疑いも視野に捜査を始め、母親と家に出入りしている交際相手の20代の男性から任意で当時の詳しい状況を聴いています。