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【速報】立憲・泉氏「政権交代の足掛かりは間違いなくできた」 維新・吉村氏「全国的に見れば敗北」 衆院選から一夜明け番組に出演

2024年10月28日 16:22
【速報】立憲・泉氏「政権交代の足掛かりは間違いなくできた」 維新・吉村氏「全国的に見れば敗北」 衆院選から一夜明け番組に出演
読売テレビ「かんさい情報ネットten.」(28日)

 衆院選から一夜明けた28日、読売テレビの「かんさい情報ネットten.」に、日本維新の会の吉村洋文共同代表、立憲民主党の泉健太前代表、自民党の太田房江参院議員が出演しました。

 維新・吉村氏は、「勝ち負けでいうと厳しい結果。大阪では自民党の裏金政治よりはまともだと思った方に投票いただいたが、大阪から一歩出れば、維新が受け皿になりきれてなかった。全国的にみれば敗北だったと思っている」と語りました。

 立憲・泉氏は「(政権交代の)足がかりは間違いなくできた。私も代表にのときは150議席を下回ったら『辞任する』といっていた。今回(148議席で)野田さんがそれで辞任するわけではないが、50議席増えたのはかなりの足がかりとなった」と手ごたえを述べました。

 自民・太田氏は、「今回の選挙は大変残念でした。維新も箕面市長選の敗北などがあり、前半戦はいけるかなという部分もあったが、あまりに『政治とカネ』に注目が集まるような状況になった。立て直しをしていかないといけないが、まずは徹底した政治改革を期限を定めてちゃんと結論を出すことを国民に示すことが第一」だと語りました。

■吉村氏「政策ごとの連携ありうる」 立憲「首班指名2回目は『野田さん』にお願いします」

 与党が過半数を大きく割り込む中、維新が連立を組むことについて問われた吉村氏は、「永田町の目線で論じられているが、逆風の中でも投票してくれた有権者の信頼を裏切ってはいけない。永田町の理屈でどっちと組むというのはよくないし、自民党と連立を組むことはないと思う」と語る一方、政策ごとの連携については、「それはありうると思う」との見解を示しました。

 泉氏は首班指名について、「連立を組むわけではなくても、野党系無所属の方もいらっしゃる中、過半数の233に到達する可能性は十分にある。現執行部とも話したが、維新さんを含めて『野田佳彦』と書いていただけるようにお願いしたい」と語りました。

 太田氏も「パーシャル連合(政策ごとの連携)ということもありうる。そういう意味で、首班指名のときに、そういった連携の塊が『石破さん』に書いてもらうというところにもっていければ」とさざ波を送りました。

 これに対し、吉村氏は「維新に投票してくれたにもかかわらず、立憲や自民の代表の名前を書くのはちょっと違うのではないか。『裏金問題』で戦ったのに、首班指名で石破さんの名前を書くのは投票した人の信頼を損ねる」と述べました。

 泉氏は改めて、「1回目の首班指名は自身の党を書いて、2回目は、政治改革でやれることがあるなら、大きな取り組みをするという意味も込めて『野田さん』でお願いします」と笑顔で頭を下げました。