「土の中から人の手首みたいなものが」遺体は外傷なし、衣服を身に着けていて成人女性か　奈良市の霊園

　18日、奈良市の霊園で、土の中から手首が出ている状態の遺体が見つかりました。遺体は成人女性とみられ、警察は19日朝から現場検証を行い、死体遺棄事件として捜査しています。

　現場は奈良市富雄元町の霊園で、18日午後2時半ごろ、職員から「土の中から人の手首みたいなものが見える」と警察に通報がありました。

　警察によりますと、遺体は墓石が建てられていない区画で、手首など体の一部が土から出ている状態で見つかり、近くには、掘って余ったとみられる土が残っていたということです。

　警察が掘り起こしたところ、遺体は仰向けに倒れた状態で、目立った外傷はないとみられます。また、衣服を身に着けていて、見た目から成人女性とみられるということです。

　警察は、19日朝から現場検証を行い、死体遺棄事件として捜査しています。