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兵庫県知事選「当選を目的にしない立候補者」めぐり、県選挙管理委員会が法整備求める要望書を国に提出

2025年1月17日 19:19
兵庫県知事選「当選を目的にしない立候補者」めぐり、県選挙管理委員会が法整備求める要望書を国に提出

 斎藤元彦知事が再選を果たした兵庫県知事選挙で、当選を目的にしない立候補者による選挙活動があったことについて、県の選挙管理委員会が17日、総務省に対し、法整備を求める要望書を提出しました。

 兵庫県知事選挙をめぐっては「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が、「当選を目的にしない選挙に今回は臨んでいる」として、再選を果たした斎藤知事を応援をする選挙活動を行っていました。

 県の選挙管理委員会は「現行の公職選挙法では規定がないものの公平性の観点から問題がある」として、この日、総務省に法整備を求める要望書を提出しました。

 村上総務相はこの日の会見で一般論としつつ、「公職の候補者が他の候補者の選挙運動を行う場合には公職選挙法上の数量制限などに違反する恐れがある」との見解を示しました。

 一方、斎藤知事は15日の会見で 「選挙戦全体で課題があったかどうかをコメントできる状況ではない」としています。

最終更新日:2025年1月17日 19:19