【速報・生出演】斎藤知事 “辞職”か“解散”か 「気持ちは固まりつつある」9月29日までに判断

　兵庫県の斎藤知事は21日、読売テレビの「ウェークアップ」に出演し、自身の不信任が全会一致で議決されたことに対し「辞職か、議会の解散か、気持ちは固まりつつある」と語りました。

　斎藤知事は、パワハラなどの疑惑をめぐり、自身の不信任が議決されたことから、辞職・失職するか、議会を解散するか、9月29日までに判断することになっています。

　19日に、全会一致の「不信任」を突き付けられた斎藤知事は、その日、淡々と記者の質問に答えましたが、辞職か議会解散かの自らの判断については明言せず「しっかりと考えることが大事。今すぐ判断はできない」「重い判断。しっかりと考えて、表明するタイミングについては事前にお伝えする」として、自らの進退については明かしませんでした。

　21日、「ウェークアップ」に出演した斎藤知事は、辞職か議会の解散かの今の考えを問われると、「今いろいろ考えているという状況です。私の人生もそうですけども、やはり兵庫県政にとっても大事な局面ですから、少しずつ自分の思いは固まりつつあるんですけどもやはりしっかり考えたいと思っています。」と自身の気持ちが固まりつつあることを明かしました。　

　判断する時期については、「この3連休を含めてしっかり考えてできるだけ早く示せるようにしたい」とし、発表の際は、兵庫県庁で記者会見を開く考えを示しました。
　
　自身が取り組んできた県立大学の無償化などの施策については、「しっかり制度完成まで進めていきたいという思いは今もあります」と述べました。

　最後に改めて県民へ伝えたいことを問われると、「3年間、全力でコロナ対策を含めて若者への支援頑張ってきましたけれども、今の状況というのは心から県民の皆さんにお詫びをしたい。そしてそれでも、なおやはり改革、そして新しい兵庫県を作っていくというこの思いをぜひご理解いただいて、これから私自身も不信任決議案に対する対応をしっかり考えて判断していきたいと思いますので、県民の皆さんには引き続きご理解をいただければと思います。」と訴えました。